わさび漬けを作る

2008・12


 奥多摩が間近の私の近所には、ファーマーズ・センターという農協 の産直の店があります。
 ときどき、そこにクズのワサビが出ます。根の形がいま一つだった り、収穫時や何かのさいに、根が途中で折れたり、いろいろワケアリ のワサビです。

 年末が押し迫ったころ、ひと束320円で出たのを、購入しました。  肝心の根は、いっぱいついています。



これが1束、320円



ザルにひろげると、けっこうな量です。

 これで、ワサビ漬けを全草入れて、作ることにしました。葉や茎だ けでなく根も、みんな入れて。  葉、茎、そして豪勢に根も刻みました。  根は、全体の分量の3割ほどにもなりました。



茎と葉の部分を刻みました。多くの市販品では、この部分が大半を しめています。



そこへ、こんなにたくさんの、ワサビの根も入れ込みます。



根を途中まで刻んだところ。持ち味を生かすため、
細かくしすぎないように、大雑把に刻みあげました。

 刻んだワサビの根、茎は全体をまぜて、塩をふり、手であっさりともみます。
 酒粕は、北海道の知り合いに送ってもらった、「千歳鶴 本醸造」 の酒粕で、冷蔵庫で熟成していたものを使いました。
 ざっくり混ぜて、出来上がり。
 一晩、ねかせただけのものを皿に盛りつけました。

 やわらかな、さわやかな辛味の茎、かみごたえにくわえて、かむ ほどに新鮮な辛みが広がる根。
 数日熟成させると、まろみが増した、わさび漬けになると思います。

 一日おいて、今日、大みそかのつまみに、スモーク・かまぼこなどを、ワサビ漬けで食べました。

 ワサビ漬けは、一日おいて、塩分と酒粕とワサビの辛味と香りが熟れてきて、おいしかったです。
 さらに数日おいて、一番の変化は、強い辛味が出てきたことです。酒粕の部分も辛味が浸み出して きていますが、何より根が辛い。鼻にキューンと抜ける辛味です。葉、茎とおりなす香りと味もまず まずでした。

 




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野原 森夫