雪が融けるそばから、フキノトウが姿を現す この冬は数十年ぶりの豪雪でした。おまけに、4月半ばにもまとまった降雪が
ありました。 敢えて、こんな年、こんな時期に奥利根にやってきたのは、車道沿いでも、林 道歩きでも、残雪の条件は見通しが利くためです。今回は、雪の森を歩いて、コ シアブラとハリギリの生息密度が濃い場所を調べるのが、目的でした。それと、奥 利根の目的地にたどり着くまでに、一足早く雪が消えた斜面で、雪国の春の花に会 うことも目的でした。
ショウジョウバカマ。群生地がありました 1日め。
ウバユリの芽と思われます 残雪が溶け出した際には、イタドリやウバユリの若芽がかき氷に埋もれるよう に、芽をのぞかせていました。
ヤマエンゴサク
いつもは道路に雪はないのに、 今年はこんなに残雪が残り、林道ゲートを埋めていた 場所を変えて、いよいよ奥利根の地域へ。車道脇には除雪された雪の壁が2メート
ルを超す高さに積み上げられています。いつものGWなら、残雪があっても日陰にわ
ずかという程度なのに。
ヤブは雪の下。適当にルートを選び、森を登ります 私たちは、森の中の急斜面を突き上がったり、林道の残雪をたどったりと、気まま なコースをとりながら、探索を楽しみました。
ハリギリの芽。これは山麓で撮影
直径10センチほどの、中ぐらいのハリギリの幹。 鋭く、大きなトゲがまばらにある。若芽も見える 幹も枝も鋭く長いトゲだらけのハリギリの木が何本か見つかりました。一番大きな
ハリギリは、背丈が20メートル、幹の直径が30センチほどありました。見上げる
と、枝先には膨らむ時期まであと半月余りは間がある、まだ堅い芽が付いています。 下山のルート上では、アブラチャンやバッコヤナギ、キブシの花などを楽しみ、枝沢が
雪解け水で増水しているのに驚きながら、帰ってきました。 |