奥利根、残雪の森でコシアブラ、ハリギリ探索
その2


2006年4月末






バッコヤナギ



ピンク色のキクザキイチゲが、雨に打たれて、つぼみを閉じていた。
このイチゲは、翌朝、ふたたび開花し始めていた




 2日めの朝。
 6時前に起き出し、沢岸の残雪を踏みながら、2時間も歩きまわりました。
一足早く地面が現れだしたあたりでは、キクザキイチゲやフキノトウ、小沢沿いではヨ ブスマソウの若芽も伸びだしています。
 残雪の下で、フキノトウは、地表から顔をのぞかせています。陽の光を初めて受けた フキノトウは、淡いみずみずしいレモンイエロー。指でちぎり取ると、フキの香りに体が 包まれる思いがしました。



青いキクザキイチゲ。山麓で



アヅマイチゲ

 このフキノトウは、家に持ち帰って、宿で教わった方法であっさり味付けの煮物に 仕込みました。(フキノトウの煮物)



沢沿いの雪解けの土手で



エノキダケ



エノキダケの幼菌。残雪の下で、子実体が生長していた

残雪に半身が埋まったままの広葉樹の朽木には、冬のきのこ、エノキダケが生え出して いました。エノキダケには、11月から春まで、いつも意外な場所で出合ってきましたが、 残雪の中で生え出していたのに出合ったのは、初めてです。

 朝食後は、今度は水上へ向けて車を走らせながら、途中の雪解けの斜面や枝沢を探索 しました。数十株のアズマイチゲの群落を見つけました。あと3週間もたてば、奥利根 は山菜まっさかりの時期を迎えるでしょう。そのころに、もう一度、今度は、芽がぐんと 育ち始めたシドケやヨブスマソウに会いに、またこの一帯を訪ねようと思います。

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     山の便り、大地の恵み (野原森夫)  
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