フィールドガイド 一ノ瀬



 青梅街道を多摩川にそってのぼっていくと、奥多摩湖、丹波を通過して、道は柳 沢峠へのカーブが多い急登になります。その登りの始まりのあたりで、国道を右に 折れてすすむ細い林道(舗装)があります。
 これが一ノ瀬の集落へ向かう道。切り立った崖を削って道路が開削されており、 右下は多摩川源流部の深いU字谷になっています。

 その多摩川源流の谷が急角度で高度を上げて、道路と同じ高さの穏やかな沢に 姿を変えるあたりに、一ノ瀬の集落があります。標高約1300メートル。笠取山か ら飛竜山へつらなる奥秩父の稜線の、中腹に位置しています。国道の分岐から 10キロ弱。

 山菜の時期は5月10日すぎ。コゴミが多く、タラの芽、ウド、そして沢筋では東京 の近郊ではめずらしいヨブスマソウの仲間も見つかります。
 人家近くなどでは、採らないように。

 一ノ瀬高原キャンプ場があり、ここはサイトで焚き火が許可され、沢が流れる静か な場所です。

 キャンプ場を抜けてさらに道を登り、山腹をトラバースするようになると、笠取山の 登山口。犬越峠を乗越して下降すると、一ノ瀬高橋を経て、青梅街道の別の(高い 方の)分岐に出ます。






山菜・野草 表紙へ
HomePage TOP へ


http://trace.kinokoyama.net  
野原 森夫
記事、写真の無断転載を禁じます
Copyright (c) Nohara Morio.
since Nov.2000