DG山 山菜オフ

    2005年5月29日


 (資源涵養の面から正式な地名は伏字とします)

 山の友達と雪国の探索に出かけてきました。
 林道の残雪は2週間前には50センチもあり、通行できるようになって日をおかず 入山するタイミングでした。
 雪が消えだしたあとに、花がいっせいに咲き出していました。
 途中の2箇所の渡渉にも遭遇し、山菜を目的にした人はまったく入っていません でした。
 山菜は、3年前よりも全体に遅く、この1、2月の豪雪を感じさせられました。






イワウチワ。雪解け後、すぐに花を開かせます 



イワウチワ。2度目の渡渉地点そばにも群生 



雪が消えて咲きだしたキクザキイチゲ。同 

 キクザキイチゲとエンレイソウは、いちばん多く見られた花でした。
 3年前は、これらの花は時期をすぎていました。





イワカガミのつぼみ。標高900メートル 



同 



フデリンドウ。標高850メートル付近 

 地面に根生葉があるかどうか、確かめました。
 ないようでしたので、花のつき方と合わせて、フデリンドウと判断しました。
 3年前に撮影したハルリンドウは、こちら



ミヤマシキミ 



ミヤマカタバミ。2度目の渡渉地点付近 

 雪が消えて10日もたたないような沢際に群生していました。

 花は、コブシ、タムシバ、タニウツギ(咲きかけ、つぼみ多し)、ムラサキヤシオ、 ヤマツツジ、ミズキ、スミレ各種、エンレイソウなどなど。
 スミレなど、もっとゆっくり撮影したかった。花見だけのこの山もいいでしょうね。
 登高尾根の下は、ムラサキヤシオ、カタクリがきれいなところです。





コゴミ。登りかけで群生 

 登山口から先では、まだ伸びかけでした。


コバギボウシ 

 ギボウシ類(ウルイ)もおいしいですが、わずかしか芽吹きがなく、つみませんでした。
 ヨブスマソウやウドも、例年より遅めで、まだでした。



ミヤマイラクサ(あいこ) 

 東北地方で人気のある山菜です。


同 



赤コゴミかな? おいしかった(キヨタキシダの一種) 



これも同じ。下山時にも見つけた 

 憧れの赤コゴミ。WARABIさんが似たものを見つけました。
 1本かみしめたのですが、コゴミ のうまさに、濃いうまみがさらにのっているような、かぐわしい油の味があっさり とあります。

 沢の源頭は、DG山、N山、M峠、S沢の頭などに囲まれた、 直径数キロの広大なブナの緩斜面です。
 いつか、ここに初夏のころに訪れて、枝沢から枝沢へ、花と雪国の山菜を飽くまで 眺め、撮影し、味わいたいと思っています。






コシアブラ 

 これは、下山時に沢の河岸で見かけた小さな群落の部分です。
 私たちは、ちょうどよい伸びごろのエリアに行き着き ました。
 そこでは、テニスコート分くらいの面積を探索したのですが、みなさん、袋に十分な量が 30分足らずでとれました。薮に入って出会った密度の濃い群生地の一つでした。
 先行された楽山歩さんのおかげです。



モミジガサ(シドケ) 

 このシドケも、雪が遅くまであったせいと思うのですが、茎が柔らかい、 おいしいところも色が青々としていました。奥多摩あたりだと、若い芽の茎は 暗い紫色を帯びます。青いと普通は固いのですが、大GT山のは柔らかい。
 雪が消えて気温が比較的高くて、ぐーんと伸びだしてきたのでしょう。
 開きかけのやわらかい葉の「うぶ毛」も、関東のものに比べ、ほとんど 目立ちません。
 シドケは、トリカブトの芽と間違える人もいるので、必ず経験者と同行され て、独特の香りを確認して採集されてください。

 山菜は、コゴミ、赤コゴミ、モミジガサ(シドケ)、コシアブラ, ミズ、フキノトウ(伸びすぎ)を現地で味見しました。

 シドケについては、こちらのページをごらんください。





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野原 森夫
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