藤野、安寺沢探索――雨の中でウド掘る

2000・4・20


 今日(4月20日)は相模湖から丹沢の山麓へと出かけ ました。
 久しぶりに、山菜のフィールドへ入りこんだので、道々、目をか けていた場所を探索しました。

 相模湖の湖岸の土手には、ニリンソウが花を一つ開き、もう一つ もつぼみをふくらませているところでした。写真のベスト・タイミ ングだったけれど、雨が強めに降っていたので、眺めを楽しみまし た。ここは、北斜面のウドもコゴミも、まだ時期は早めでした。

 ちょっと道を遠回りして、秋山村(山梨県)へと入りこみまし た。途中、藤野町と秋山村の境にある大網というところは、ゴルフ 場のそばの小沢沿いに、ウドの群生地があります。時期はどんぴ しゃりで、食べごろの芽を20本ほど摘みました。車へもどる途中 の笹のヤブの中で、突然、目の前にタラの木が現れ、ちょうど食べ ごろのものを二個収穫。アマドコロも食べごろ、カンゾウはもう伸 びすぎていますが、根元を切りとって食べることができます。沢床 のミツバは、雨で増水した沢水に隠されていました。

 秋山村から安寺沢沿いに登って、15戸ほどの家が沢沿いに点在 する安寺沢の集落へ。沢沿いには、まだ早めですが、コゴミが伸び 始めていました。毎年感じることですが、この地域では、コゴミは 伸ばしたまま、食べる対象にはしていない様子です。集落の外れま で上がって、日なたにちょうど食べごろのコゴミを見つけて、少し 収穫しました。農家の向かいで、タラの木を畑で育てているところ があります。芽はあと2,3日で食べごろというところでした。

 道(安寺沢林道)をそのまま上がれば、巌道峠です。山肌は、淡 い芽吹きの色。まだ、春の入り口の色です。山桜の仲間でしょう か、満開の幹もありました。ニワトコの食べごろの芽が目につきま す。でも、ニワトコは、最近、中毒例が報告されて要注意へ変って きたものなので、手を出しませんでした。
 それにしても、数年前から道のわきに見つけていたタラの木が、 大きく育った木ごと、姿を消している場所が多いのです。あるはず の場所から、タラがかき消えています。もしもタラの木を家で育て る場合も、1、2年目の小さなものにしてほしいですね。タラは育 ちが早いのですし、幼木はいっぱい見つかりますから。立派な木は みんなの楽しみにとっておいてほしいものです。

 峠まで来たら、目の前に遮断機が下りていて、道志村側へ下降で きません。未明からの雨量が多かったからでしょうか。Uターンし て、藤野町から菅井へ上がり、崖崩れの迂回路をとって、道志の国 道へと走りました。

 丹沢の北面の雪は、濃い雨雲で見えませんでした。山麓の集落 に着くと、これも目をかけていた道路そばのタラの芽は、いまが食 べごろ。コゴミはここでも、日なたのものだけが、芽を伸ばし始め ていました。

   2000・4・20




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野原 森夫
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