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2006年2月12日
駒ヶ根市の西の台地(中ア側)から伊那谷越しに望む、戸倉山(中央)。 バックは右に仙丈ケ岳、左に甲斐駒ヶ岳から、鋸岳の稜線 今年の冬は数十年ぶりの豪雪です。雪の尾根歩きと、南ア・中アの展望を
楽しみに、戸倉山(1680m、とぐらさん)にでかけてきました。 積雪を気にして、登山口はもっとも明瞭なルートがある「戸倉山キャンプ場」から 南西尾根をたどり、西峰にいたるルートを選びました。中央道・駒ヶ根インターから、 30分ほどで、山裾にバンガローが並ぶキャンプ場の登山口に着きました。
登山口は、キャンプ場の北東の端にあります。右奥の車止めから林道を 30mほど進むと、右に登山道が分岐し、支尾根に取り付くことができます。 ◆ハンディGPSのトラックログ(登山ルート図)。 国土地理院25000分の1地形図を「山旅倶楽部」から使用。 8時09分、キャンプ場出発。 道は桧やカラ松の植林地帯を大きく電光形を描いて登り、やがて自然のナラやブナの
森に入ります。新雪が林床を覆う自然林は、まぶしいほど明るく、振り返ると
駒ヶ根の町並みの向こうに中央アルプスが真っ白な姿で見え隠れしています。
9時少し前、支尾根が南西尾根に合流したあたりに、腰をかけるのにちょうど いい倒木の幹を見つけ、朝ごはん。魔法瓶に入れてきた甘酒、別の魔法瓶の熱い 紅茶、そしてチョコレート味のふっくらケーキを食べました。
展望ベンチから、木曽駒方面
展望ベンチ そこから登りだしてすぐで、「展望ベンチ」(標高1440m)に9時20分着。 9時34分、金明水と名づけられた水場と東屋を通過。
西峰から、木曽駒方向
西峰から、写真左側が木曽駒方面。写真右より、権兵衛峠の鞍部越しに うっすらと乗鞍岳。写真右端は経ヶ岳 西峰からは中アはもちろん、その右に経ヶ岳、そして鞍部に遠く乗鞍岳が望めま
した。「山の眺めは、やっぱり冬が一番だねえ」としみじみ思う眺めでした。 ◆カシミール3Dによる、西峰からの北西〜北方向のパノラマ(3DCG)
東峰から、仙丈ケ岳 いったん鞍部に下りて、今度は東峰へ。
西峰にもどって、10時40分、下山開始。 たどる南西尾根の道には、幹にトゲが密生するハリギリの若い木が目立ちました。雪の
上にハリギリの葉が落ちたり、藪に葉が絡みついているものも、良い目印になります。 と、右手の枝沢の底で犬が激しく吼える音がしました。間をおかず、「パーン、パーン」 と、2回、猟銃の音が鳴り響きました。100メートルと離れていない様子。その音が 静まって、私たちが尾根を80メートルも下ったとき、イノシシがものすごい勢いで、樹林を 斜めに駆け下っていきました。私たちが猟銃の音を聞いたあたりから、尾根を乗り越し、 斜めに一気に、反対側の谷へ駆け下りていきます。必死さが伝わってきます。犬など、と ても追いつけないほどの敏捷な逃げ足でした。 11時53分、キャンプ場に下山。 |