夏の花が満開の、八方尾根から唐松岳へ

2010年8月2日〜3日、2人パーティー(カミさんと)




不帰の稜線、雪渓が立派。 



カライトソウ 


  後立山連峰でまだ登っていなかったのが、唐松岳。八方尾根は花の多い時期に行ってみたかったところ。
今回、天候の具合からこの山域ならば昼過ぎまではもちそうというので、急きょ、登ることにした。


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8月2日
東京・西多摩(21時15分)→

8月3日
白馬村の道の駅白馬(0時30分着、1時05分就寝、5時45分出発)
→黒菱第3リフトの駐車場(6時10分着、32分発)→リフト乗り継ぎ→八方山荘(7時02分着、出発)→八方池(7時35分通過)→大きな雪田(8時35分通過)→唐松岳頂上山荘(9時45分)→唐松岳(10時05分着、25分発)→山荘(昼食、11時05分発)→八方池(12時35分着、50分発)→八方山荘(13時35分着)→リフト乗り継ぎ→黒菱第3リフト駐車場(13時55分着)
車→夜7時前に、自宅着。

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8月2日
 前泊した「道の駅 白馬」は、駐車場が7、8割いっぱい。
 日曜日の夜でも同じことを考えた登山者が多くて、びっくりした。



 

8月3日
 道の駅白馬からは、国道148号が白馬の街に入る手前で、長野市からのオリンピック 道路が右から斜めに立体交差する。そこからオリンピック道路に入る。
 ペンション街から黒菱第3リフトへの上りの林道は、要所に看板があるが、 いりくんだ道なのでナビを「黒菱第3リフト」に設定して誘導してもらった。

 八方尾根には黒菱第3リフトが登山者用に朝早く運転するので、便利。
 そのうえ高い位置まで車で上がれて、ゴンドラにくらべて安い。
 リフトで八方山荘に上がると、トイレはここと、途中にもう1か所、そして 唐松岳頂上山荘に200円のトイレがある。
 水場は、八方山荘にあったかもしれないが、途中にはないので、1人2リットル 余は持ちあがった方が良い。
 頂上山荘では1リットル300円と、北アのなかでもきわめて高価。



今日は6時30分からリフトが運転開始。
下の駐車場を見下ろしながら、花いっぱいの草の斜面をリフトに揺られて上がります。
グラート・クワッド・リフトは10分ほど待たされて運転が始まり、八方山荘へと上がりました。 




八方山荘からは、花の尾根歩き。 



カライトソウ。穂先から開花します。 



このカライトソウは、6割ほど開花しています。 



ヨツバシオガマ。  



八方池あたりまでは、シモツケソウがもっとも目立ちました。  



キバナノカワラマツバと教えていただきました。葉が松葉を連想するほど細めです。ヨツバムグラなどと同じ仲間で、花弁も4枚。各地に分布。  

 八方尾根の花は、いまが夏の盛りで、ほんとにすばらしかった。
 午前11時には頂上に立たないと雷雨が心配ということで、私もカミさんも真面目に登る。
   が、さすがに花が多い尾根で、私は、花の接写をやっては、カミさんに引き離されて、 また追いかける。
 接写のときは、数秒間、呼吸を止めるので、なかなかしんどい。



ミネウスユキソウの仲間の、ハッポウウスユキソウというのがあるのですが、見分けは難しい。 



タチギボウシ。 



青紫の斑点に、特産のハッポウタカネセンブリの特徴が見られます。 



同。 



ハクサンシャジンは、色の薄いもの、白いもの、青紫が濃い目のものなど、多彩。ちょうど時期でした。  



ハクサンシャジンの濃色タイプ。  



ミヤマダイモンジソウ。  



サクラソウの仲間。 



白馬三山にガスがかかりだし、展望はちょっと心配に。  



オオコメツツジでしょうか。 



ミヤマワレモコウも、てっぺんから雄しべを広げます 



ミヤマワレモコウ。  



八方池が見えてきました。  



ミヤマゼンコ? 



ミヤママツムシソウ。これも濃い色があります。  



ミヤママツムシソウ。 



タカネナデシコ。 



タカネナデシコ。 



クロトウヒレン。 



イワシモツケと教えていただきました。葉の先が鋸歯があるものと、ないタイプとがあります。 



シロバナニガナ。  



ゼンテイカ(ニッコウキスゲ)も時期でした。 



ここの、タテヤマウツボグサは、大きなつくりで、しかも見事な群生をしています。  



ハクサンチドリ。 



ミヤマシシウド系。 



この上部に大きな雪田があります。



ベニバナイチゴの実が育っています。9月半ばが旬。 



雪が遅くまで残り、沢沿いにサンカヨウの花が見られました。  



扇雪田(扇雪渓)大きな雪田。前後には花がぐっと増え、季節が逆に廻っているよう。  



キヌガサソウの群落がありました。 



オオヒョウタンボク。  



同。つぼみ。 



ふたたび尾根にもどります。  



雪渓が立派。 



これは、尾根からの白馬三山。 



夏道はふたたび、尾根の左(南)斜面のトラバースに入っていきます。稜線通しにも、積雪期のルートがありますが、余計なアップダウンがあります。 



トラバース道には沢の源頭や岩場も少しありますが、花は増えます。 



アカモノ。 



ミヤマクワガタ。  



 

  ほどほどに登りがいがある八方尾根から、稜線に立って飛び込んできたのが、 剣岳、立山の眺めだった。鹿島槍からは、剣の谷、雪渓の1つ1つが良く見える角度だが、 唐松岳からはやや斜めになる、その分、剣は鋭角的な姿が強調されて、男ぶりがあがった ように見える。



唐松岳頂上山荘に着きました。唐松岳までは15分ほど。  



山荘前。稜線はガスがなく、剣、立山から黒部五郎岳までが見渡せました。 



唐松岳への途中にコマクサの小さな群落が保存されています。 



唐松岳山頂から、五竜岳。  



剣・立山方面。  



頂上山荘を見下ろす。 



イワギキョウ。  

 11時過ぎに下山にかかる。稜線も、八方尾根も、霧の中。
 また追いかけっこのように行動して、13時すぎに八方山荘へ帰り着いた。



タカネヤハズハハコ。 



同。私の好きな花です。 



ハクサンシャクナゲも、あちこちで咲いていました。 



イワカガミ。 



ショウジョウバカマに似ていますが、ちょっと違う。  



アオノツガザクラ。 



ミヤマカラマツ。 



ミヤマママコナ。 



サクラソウ科。 



ミヤマホツツジ。 



ホツツジ。 



クガイソウ。  



 



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野原 森夫