フィールドガイド 八ヶ岳




 広大な山域、フィールドです。私の知り合いは、それぞれ思い思いのきの このポイントを見つけているようです。きのこの種類も多いフィールドです。

 私の場合は、野辺山の先、海ノ口から稲子湯、松原湖にかけてのあたりか ら、林道や車道を使って中腹へ上がります。標高1300から1500メートルあ たりに山腹をトラバースする林道があり、この上下一帯がきのこの多い場所 です。麦草峠への道もよく走ります。

 樹種を見極めて林に入らないと、きのこは見つかりません。が、笹や薮が すくなくて、低い草などが生えている、歩きやすい林の中なら、きのこも多いよ うです。初心者の方は、まず、カラマツの木を覚えて、ハナイグチなど入門の きのこを探して見てください。

 

 ハナイグチなどイグチの仲間は、地元でリコボウ、ジコボウなどと呼ばれる 人気のきのこで、9月半ばの朝5時ごろには、地元の人が車(軽トラック)で林 道に乗り付けています。こういう地元の車を探すのも、フィールド発見の手が かりになります。

 標高を上げて、1500メートル以上のツガの林には、ショウゲンジ(コムソ ウタケ)やツバアブラシメジ、チチタケが、夏の終わりに生え出します。八ヶ岳の主稜線近くまで上がって、そ の一帯でさがしましょう。





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菌界に分け入る きのこ探索図鑑



山の便り、大地の恵み (野原森夫)
http://trace.kinokoyama.net/