ハタケシメジは、味が濃い



 ハタケシメジは、畑の土手の傾斜面などによく生え出してくるからでしょうか。こ んな身近な、親近感のある名前がつけられています。





 私が初めてハタケシメジに出会ったのは、山梨県塩山市のひいらぎ園 という民宿の庭でした。大きな庭石の陰に、茶色のカサのキノコが見つかり ました。なかなかいい株です。
 2年目、また同じところから生え出してきて、今度は新鮮な姿で出会ったので、 宿のおばさんに了解を得て、摘み取りました。前年にハタケシメジと調べが ついていたので、うれしい収穫となりました。
 だって、このキノコは、味は「★★★」の、折り紙付きだからです。
 網焼きで、しょう油タレで味わいました。一部は、バター炒めにしました。




 神出鬼没のハタケシメジ。これは、建物の、 縁の下のようなところに、生え出してきたハタケシメジ です。
 ハタケシメジは、地面の中に菌が繁殖した木材があって、そこから菌糸を上に伸ばして キノコが顔を出します。きっとこの地中にも、何か手ごろな木が埋もれているのでしょう。  すぐ脇、1メートルほどの生垣からも、ハタケシメジが生え出していました。
 毎年、必ず同じ場所から生え出してくるハタケシメジ。コクのあるおいしさを、味わって います。




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菌界に分け入る きのこ探索図鑑


山の便り、大地の恵み (野原森夫)
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