マツタケ    

担子菌門 菌じん綱 ハラタケ目 キシメジ科 キシメジ属  松茸




2005年9月末 奥多摩 標高1300メートル 

 自然の森で野生のマツタケに出会うことは、めったにありません。それだけに発見 する喜びは無上のものがあります。
 野生のマツタケは、姿も野性味があります。都会のスーパーなどに売られている姿だ けを頭に入れていくと、見まちがう恐れが十分です。傘が大きく開いているものが少な くないからです。香りだって、傘が開きだしたものが上です。柄の太さがビール瓶に近 く背丈が30センチほどの豪快なマツタケもあります。

 赤松林が一般的な生育地ですが、富士山や八ヶ岳、奥秩父では栂やシラビソの林にも 生えだします。「ツガタケ」と呼ぶ地域もあります。
 マツタケは枯葉が堆積して栄養分が多くなると、他のキノコとの競争に負けて、消滅 します。また、赤松の樹齢などともかかわりが深いようで、マツタケが生えていた林が、 ショウゲンジなどの雑きのこの林に遷移する場合も多い。

 長野県内の調査では、マツタケの豊作の条件は、夏に地温が上がり、秋口に地温が適度 に下がるという温度の条件、そして、7、8月に雨不足にならないという降水量の条件が 必要だという結果が出ています。

  


富士山 標高1200メートル 



 

 特徴 地表の松葉を押し上げるように、半球形の傘が生え出す。傘は平らに大きく 広がり、表面には茶色の繊維状鱗片がある。ひだは湾生。肉は白で、緻密。なんと いっても、独特の香りが目印。

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◆仲間  マツタケモドキ
 バカマツタケ
◆探索記録・フィールドガイド 
    富士山でマツタケを採る
    松茸の土瓶蒸し
          



菌界に分け入る きのこ探索図鑑

 
山の便り、大地の恵み (野原森夫)  
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