菌界に分け入る09 奥秩父稜線のショウゲンジ   

2009年9月初旬


  

ヤマイグチ


気温が上がりきらない夏の終わりで、今年のきのこシーズン入りの具合はどうだろうかと、奥秩父の稜線に出かけてきました。
 例年だと、ツバアブラシメジやショウゲンジなどがそろって生え始める時期。
 今年は天候不順のせいか、寒暖のメリハリがいま一つのためか、食用になるきのこは、このフィールドでは、ぼちぼちでした。
 それでもいろいろな種類のきのこに出会え、撮影が目的なので、楽しめました。
 家に帰って、ショウゲンジ、ツバアブラシメジ、ヌメリスギタケモドキを入れて、すき焼きをしました。  

  

こんな林を歩きました。


  

アカツムタケ


  

サルノコシカケ科のアカゾメタケあたりでしょうか?


  

日陰に生え出していた、アマタケ。柄が平らに圧迫された形になるのが、1つの特徴です。食ですが、この仲間は似た類種が多い。


  

オレンジ系のベニテングタケ。比較的日向が好きなきのこ。


  

ベニテングタケの幼菌。


  

ハナビラダクリオキン。ダクリオは、この属の名前です。けっこう見かけます。


  

1夜で溶けちゃう、ヒトヨタケ。お酒といっしょに食べると悪酔いします。


  

カワムラフウセンタケの若い菌。柄もひだも、紫がかっています。


  

サマツモドキ


  

キサマツモドキ。


  

ミヤマオチバタケ? の特徴があります。



  

ヌメリアカチチタケ?と思います。


  

これは、家ですき焼きの材料になりました。ヌメリスギタケモドキ。この幼菌と、大人の株とが見つかりました。初物!


  

オオキツネタケ。ひだが、きれいな紫色です。柄は強靭。


  

サザナミフウセンタケの若い菌。


  

シロカノシタ。食。


  

今日のターゲットは、このショウゲンジ。すき焼きや、煮物に添えると、うまい。歯ごたえしゃきしゃき。


  

ショウゲンジの幼菌。柄の部分が苔の中にのび、これが食べ応えがあります。  この姿が、虚無僧に似ているので、コムソウタケとも言われます。


  

今日のターゲット、その2は、ツバアブラシメジ。今年はやや遅め。上品な出汁とぬめり、しゃきっとしたはごたえ。


  

これが、雑きのこ入りのすき焼き。


  




  




  






きのこ フィールド・レポート




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野原 森夫