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奥多摩のきのこ探索 ウラベニホテイシメジが一気に生えだす
ウラベニホテイシメジ 10月7日 暑かった今年の夏の余熱がまだ尾を引いているお天気のなか、奥多摩のき
のこ・フィールドに出かけてきました。今季2度目の探索で、奥多摩エリア
は今年初めてです。 撮影機材と昼食をザックにつめ、足固めをし、防虫スプレーを頭部と手足と
にかけて、急な山腹にとりつきました。
現地の森 ナラを主体に、クリ、朴、ハンノキ、カエデ類、クルミ、トチ、アカマツ、カ
ラマツ、モミなど様々な樹種が自生している森です。
コベニヤマタケ そして、管孔から柄にかけて、優雅なラインを見せるハンノキイグチ。おいし いきのこで、いまが盛りと生え出しています。 カワリハツやヤマイグチも、よい被写体です。次々にきのこが現われるため、10 メートルと続けて歩くことはできず、立ち止まっては、カメラを構える姿勢を続 けました。
ハンノキイグチ カミさんは、絵の題材にするのか、ドングリやおもしろい形の木の実を拾いなが
ら、私の少し上を並行して登っていきます。私が撮影で手間取る分、そのカミさん
の方が、きのこを見つけるピッチがはやく、「また、あったよー」と声をかけてき
ます。
キヌモミウラタケ お昼をまわって、めざす尾根にたどり着き、そこから右回りで森を周回しなが
ら、斜めに下降しました。 同じ森に、今年2回目の探索です。今度は、往復6時間の予定で、この森の未踏の
エリアに分け入るため、ハンディGPSと、緯度経度を描き込んだ地形図とを、フルに利
用することにしました。
ミネシメジ いつもの尾根に取り付いてすぐ、山腹にクサウラベニタケ(毒)の大発生を見まし た。カキシメジ(毒)も幼菌は伸びだしています。そして、ミネシメジも見つかりまし た。 10日ほど前からの気温の低下を感じて、やっと秋のきのこ達が生えだしてきたので
す。彼らを食べる虫たちが激減したため、きのこは姿もきれいです。雨も繰り返し降って、山
肌は湿気もほどよく保たれています。
ウラベニホテイシメジ 一方、この時期、例年ならたくさん見かけるナラタケが、今年はまったく見かけません。クリタ ケも早いものなら開きだす標高ですが、こちらも皆無。キシメジもほとんどないし、サク ラシメジは2本を見かけただけです。いままでにない遅い秋の始まり、そして本番入りで す。
サクラシメジ 2時間半ほど登って、目印の赤松林に着きました。今日はここから、尾根の反対側の山腹
へ入り込みます。おにぎりを2個頬張り、水分をしっかりとって、新しいエリアに分け入
りました。
アオイヌシメジ こういう森の中で、きのこ達は、ある一帯に出るとどどっと群生し、そこを越えると、ぱったり
姿が見えなくなったりします。これは、植生はもちろん、地下水位(地形)や、土質などが影
響しているのでしょう。 3時間40分ほどの登りの探索のあと、稜線直下にある管理用の踏み分け道にひょっこり飛び出しま
した。 下山です。ブーメランが旋回するように、今度は、元の尾根の側の中腹まで下降し、山腹 を下っていきます。幹にしがみついて成長しようとしている、アミヒラタケを見つけました。テ ングタケ科のきのこは、3週間前はドクツルタケなどが主でしたが、今回は、ツルタケダマ シなど種類が増えています。そして、そこらじゅうで、ともかく数で他を圧倒しているの は、クサウラベニタケです。
ユキザサ
ミツバアケビの実 下降の途中で、赤い実をつけたユキザサを見つけました。
風で未熟なまま落ちたヤマナシ? の実 このあたりは、もう一つ、支尾根を乗り越せば、一昨年にサルナシの実をいっぱい拾った 場所にでるところです。この森は、ほんとうに豊かで、奥が深い。 かなり下って下って、またクサウラベニタケが足の踏み場もないほど生えだした一帯を抜 け、ヌメリササタケを1本、味見に採集して、愛車の待つ車止めに降り立ちました。
ヌメリササタケ ザックの中では、数本のウラベニホテイシメジがずっしり重い。
幼菌、といってもずいぶん大型ですが、調理のために縦割にしたら、 柄まできっちりと肉がつまっていました。 ここが、エリンギをしゃきっとさせたような食感があります。
湯がいて、大根おろしを添えて、醤油でいただきました。 わずかにほろ苦味があります。
素焼き。酒・醤油のシンプルなつけだれで 家に帰って、湯がいて大根おろし醤油で1皿。サラダオイルでざっと炒めたあと、白ワイン 蒸しにして1皿をいただきました。 山採りの 占地の苦味 秋は来ぬ
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