シロバナノヘビイチゴ 

バラ科 オランダイチゴ属 白花の蛇苺 




 

 深山、高山のイチゴです。実は小さいけれど、甘くておいしい。
 ヘビイチゴは黄色の花をつけ、実はぜんぜんおいしくない。それと対比するた めに、白花の名前を強調したのでしょう。でも、その仲間でもないのにヘビイチ ゴの名前をつけたのは、話をややこしくしただけと思います。別名、モリイチ ゴ。こっちの名前の方がいいですね。

 シロバナノヘビイチゴやノウゴウイチゴは、現在、市販されている一般のイチゴ と同じ、「オランダイチゴ」の仲間です。
 オランダという「属」の名前は、このイチゴの原産地というわけでなく、鎖国 時代にオランダから入ったもののため、この名前がついただけ。

 シロバナノヘビイチゴの花びらは5枚。ノウゴウイチゴの8枚と区別できます が、実がなった様子で判断するには、葉にも目をむけないとむずかしいようです。
 シロバナノヘビイチゴの葉は、根生し。3小葉をつけます。葉は、表面の葉脈 が通っている部分が、紙を折ったあとのようにくっきりしています。扇の表面の ように、ジグザグです。



 

 オランダイチゴなどの実は、咲いた花のおしべ、雌しべの基部にある「花托」 が、甘く赤い実として成長したものです。
 そのために、実の構造も、木イチゴの仲間のように種子が小さな粒粒の果実の 中に取り込まれる(集合果)のではなく、花托の表面に雌しべがあったまま、実 の表面に種子が現れ出てきます。



 

 


 

 


 

 
///////////////////////////////////////////////////////////


◆仲間 
    ノウゴウイチゴ
◆関連ページ 
          



       TOPへ

野の花、野草手作り図鑑

 山の便り、大地の恵み (野原森夫)  
http://homepage2.nifty.com/kinokoyama/