ツクバネソウ   衝羽根草 

 ユリ科 ツクバネソウ属   


 *****尾瀬・鳩待峠  7月初旬 *****

  花の様子が、羽子板の羽根に似ているところ から衝羽根草と名づけられました。
 葉は、4枚が茎の先端に輪生しています。形は異なりますが、延齢草が3枚の 葉を広げた上に、花を一輪つけている様子に、一見、似ています。葉も萼片も、それぞれ「プラス1」 ずつすると、形は違うもののツクバネソウになります。
 植物のつくりと、DNAの情報には、何か法則性があって、こういう 連関が生まれてくるのでしょうか? 延齢草は、同じユリ科。葉も萼片も花(花弁はない タイプもあり)も、3枚ずつの「3倍体」です。
 ツクバネソウには、花弁はありません。中央部で外側に完全に反り返っている緑色の 4枚のものは、羽子板の「錘」にあたる姿をしていますが、これが萼片です。
 雄しべに囲まれて、中央部で細いえんじ色の4本の「ひも」が四方に 反り返って、まるで羽子板の羽根のようです。これが、雌しべの先端部にある「柱頭」です。



 *分布      日本各地。亜高山帯、および低山
 *花期      5月〜7月
 *仲間
           
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野原 森夫