花期  4〜5月
 分布  北海道西南部の日本海側の海岸地域などに、とびとびで分布。樺太南部にも。道 内では、函館山や、地球岬が生育地として知られている。
 歴史  エンレイソウと、古オオバナノエンレイソウ(1万年以上前に絶滅)との雑種が、コ ジマエンレイソウの起源種と考えられている。
 仲間  ヒダカエンレイソウはよく似ているが、コジマエンレイソウのように雄しべ の葯が長くない。
 エンレイソウ。 
ユリ科 エンレイソウ属

 背丈や葉、ガクなどがエンレイソウよりもひと回り大きなつくりで、濃い紅紫色の花びらをつけます。
 花びらは整った形の3枚をもつものは少なく、丸みがあったり、それぞれ大きさが異 なったり、極端に小さかったりと、様々です。
 北海道の函館市の西、松前町から20キロの洋上に浮かぶ「渡島小島(おしまこじま )」(別名「松前小島」)にも生育することが、小島延齢草の名前の由来になったよう です。
 「小島」は、周囲4キロの無人の火山島です。この海域の無人島は独特の植物相が成 立しています。このエンレイソウがどうやって、ここに生き抜いてきたのか? 不思議 な思いに誘われてしまいます。
 環境省により「絶滅危惧II類」に指定。

     5月上旬
  札幌市 北大植物園 
コジマエンレイソウ  小島延齢草











 
山の便り、大地の恵み (野原森夫)  
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