梅雨どき、スイカの受粉の苦労。モズの抱卵

2002・6


6月18日 本格的な梅雨で受粉に苦労

 スイカは、5月段階では葉を食べる茶色のコガネムシが来て、気 温も上がらず、いま一つの成長具合でした。
 6月に入って、ツルが伸びるスピードがアップしています。大玉 4株、小玉1株といつもの植え付けです。ツルは長いものでやっと 2メートル程になってきました。

 この13日(木)の朝、様子を見にいったら、雌花が雨に打たれ ていました。開花した雄花は見当たらず。こんど16日(日)に は、雄花ばかりで、開いた雌花がありません。雨が降らなくてチャ ンスの日だったのに。

 去年も6月は雨で、早い時期には受粉がなかなかうまくいかな かったと思います。
 雨が上がって、雄花も雌花もそろう朝があるといいのですが。

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6月20日 スイカの雌花に、PETボトルで雨除け

 ちゃんと連日のように雨がふる、今年の東京の梅雨。この時期は、 スイカの受粉の時期と毎年、ぶつかって、苦労しています。
 今日は午後から雨の予報だったので、朝6時に畑へでて、雌花 に受粉してやったあと、PETボトルの底を写真のように切り抜いて 雨よけを作ってやりました。

 ここ1週間ぐらいのうちに、10数個は受粉を成功させてあげたい です。
 帰りしな、栗林の作業小屋のすぐそばの栗の木から、小鳥が飛び 立ちました。 近寄ってみたら、巣があり、卵(茶色の小さな斑点あり) が5、6個ありました。さっと写真を撮って、離れたものの、幹の二股 部分に作られた巣の高さは120センチほどしかありません。野良猫 が多い場所なので、無事、巣立ちができるかどうか、きびしいと思い ます。



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6月30日

 6月中・下旬は、梅雨の雨が毎日のように降って、着果にこぎつ けたスイカはついに大玉のみ3個にとどまりました。

 せっかくの日曜日の30日は予報では大雨。前夜はがっかりして いたのですが、起きて見ると小鳥の声が聞こえ、雨音はしていませ ん。空も明るい。やった。薄日も差す天気となりました。
 畑に出ると、大玉の3つの雌花がまさに受粉時期を迎えていま す。雄花も明るい空にむかってぱっと黄色い花を咲かせていまし た。人工受粉をしっかりやって、雨に備えてPETボトルを切り抜 いた雨除けの帽子を被せました。小玉は、着果に成功したものは、 まだゼロ。夕方からまた雨でした。

 さて、梅雨どきのスイカの人工受粉と並行して、いま畑の作業小 舎のそばには、雨模様のお天気のなか、小鳥が巣をつくり、抱卵を 続けています。「色菜園」に一度、報告をしました。
 30日は、 前日夕から、ほぼまる一日、雨が降らなかったの で、その栗の木の野鳥の巣では、親鳥がほっとしていた様子でし た。それとなく巣の方向を見ると、いつもいる親鳥の頭が見えま す。目の周囲が白くふちどられています。この特徴を図鑑で調べた ら、モズの雌に似ています。雄だと、顔にちょっとアダな入れ墨模 様が入っています。だから雄のモズなら特徴で一目でわかります が、地味な雌は判別がむずかしい。

 確かに、巣は、私が子どものころに木に登っていたずらしたこと があるモズの巣に似ています。卵の色などを調べないと、最終的に 判別はできません。大きさや、薄茶色の模様がまじっている様子か らも、どうやらモズらしい。

 それにしても、モズの母鳥だとすると、父鳥はどこで何をしてい るのでしょうか。近くの木で雛がかえるのを待っているのでしょう か。いつも雨ばかりなのに、巣の中でじっとしていて卵を抱いてい るのは、卵が元気な証拠でしょう。孵化したあとの様子が楽しみで す。

 私のデジカメはまだテレコンを導入していないので、光学3倍 ズームで100ミリの望遠までしか使えません。これに3倍のデジ タルズーム併用で、作業小屋の中から親鳥の様子を撮影しようと考 えています。小屋と巣の間は、6、7メートルほどしか離れていま せん。
 孵化まであと何日かな。孵化するころには、スイカの実もどんど ん育ち始めてくれるといいのですが。




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    山の便り、大地の恵み (野原森夫)  
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