栗の丸太などで、作業小屋づくり

2002年1月



1月3日
 2002年の最初の畑仕事は、昨日、1月2日からでした。
 2日は、栗の林(16本)の、折れた幹、枝を取り払う作業。木 の年齢がすすんでしまったのと、クワガタなどの虫食いがひどく て、昨秋いらい、3本の太い幹が風で折れました。
 この正月の、栗きんとんの実の供給も、この林からのものです。 大事にしたいとは思います。(栗きんとんの芋は、紅コガネで す。)

 

 今日(3日)は、4時間ほどかけて、前日、切り取った幹や枝を 使って、作業小屋(道具・肥料置き場)作りをしました。
 小屋といっても、縦220センチ、横130センチ、高さ170 センチほどの小さなものです。内部は1畳よりも一回り大きいくら いです。今、使っている小屋がこの半分以下の容積しかなくて、し かも老朽化してしまったので、新築することにしたものです。



骨組みができあがったところ。1月3日


 基礎には、太い幹を60センチほどの長さの丸太に切りだし、こ れを6本、半分を地中に埋めて長方形に並べました。柱を直接埋め なかったのは、地中で腐ると改修(取り替え)が難しいと考えたた め。
 この基礎杭の上に、高さ140センチほどの柱を6本、立てまし た。
 内部は、6割ほどの面積を30センチの高床にして、湿気を避け るようにしました。棚や、道具かけも、これから作る計画です。  棟はまだ設けていませんが、梁も丸太なので、屋根はどうしよう かと、骨組がほぼできあがったところで考えています。作業用の青 いポリエチレンシートを張ってしまうのが一番簡単ですが、雨水を 集めて水遣りに使うことも考えて、波板を屋根に使おうかな、と 思っています。

 今のところは、構想半ばの四角い骨組が、栗林の中に組みあがっ たという時点です。夕方、家内をこの小屋に案内したら、「ここ は、逃避場所? 1晩や2晩なら暮らせるじゃないの。ずいぶん、 しっかり作っているね」といわれました。「冬は七輪、夏は蚊遣り でも持ちこもうかな」などと答えておきました。

 この小屋には、四本コなど6本の柄付きの道具と、スコップ、そ してガソリンや、牛糞、化成肥料、石灰、干しわら、ヒモや袋類、 黒ポリマルチ用シート、透明のビニトン用シート、ビニトン用のグ ラスファイバー支柱、緑色の支柱類などなどが収まる予定です。

 

 作業をしながら、思ったのですが、青森県の三内丸山遺跡のこと です。
 栗材というのは、あまりまっすぐな幹はとりにくいものです。高 さ10数メートルもあるような柱を立てた建物(望楼??)が推定 されていますが、あの太さの丸太はもしかしたら、基礎部分の埋め こみだけに使ったものかもしれません。
 それから、栗の木は虫食いにやられやすい。それほどの大木を育 てるのに、虫退治は当時の段階でどうやっていたのでしょうか。

 

 新しい年の作業拠点ともなる、小さな小屋づくりから、今年の畑 仕事は始まりました。
 今、畑では、キヌサヤ、スナックエンドウ、イチゴが冬越し中。 大根、長ネギ、小松菜は収穫中。ブロッコリとノラボウ、冬菜も、 もうすぐ収穫です。

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1月6日
 迷ったあげく、今日(日曜日)の作業では、棟上げをし、屋根を 作りました。といっても、波板(半透明プラスチック)2枚(60 センチ×270センチ)を平らに垂木で固定して、上げただけで す。西風が強い台地なので、東を高く、西にむかって下がるように しました。高さは、東の一番高いところで2・1メートルほどにな りました。これで畑の鍬や草刈り鎌なども、縦に吊るすことができ ます。

 日光を半分くらい通す明るい屋根なので、中で休むようなときで も、少し、いい気持ちでいられそうです。ただスペースは限られま すが。
 壁の部分も、丸太や枝をそのまま組んで、ふんいきを出したいと 思い、やり始めたら、これが手間がかかってたいへんなことになっ ています。丸太や枝が不足しては、枝うちを追加でやっています。 外見はやや丸太小屋風をめざしています。隙間だらけなので、内側 は、壁の部分を青い作業用シートで覆う予定です。

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1月15日
 14日までかかって、栗の木を使った作業小屋がほぼ完成しまし た。
 12日夜には、ちょうど新宿で、札幌の学生時代の寮のOBらが 集まって恒例の飲み会があり、その友人らから志願者3人を家に泊 まらせて、13日には4人がかりで仕上げにかかりました。3人 は、高校の理科の教員が2人、パソコンのソフト製作会社経営が1 人。「なんか、隠れ家作りを思い出すなあ」などと言って、夢中に なって動いてくれました。この追いこみ作業があって、ついに小さ な作業小屋がほぼできあがりました。



ほぼ完成した作業小屋。これは3月31日に撮影
入り口の戸は、まだ固定していません。
雨水を屋根から受ける水槽を置いています。

 サイズは、縦2・3メートル、幅120センチ、高さ210セン チ。
 雨よけに、内側の壁は青い作業用ポリ・シートで覆いました。  外見は、寄せ集めの木の枝や、太い幹を組み合わせてつくって、 ある程度、いい雰囲気はでているかなと思います。ただ幹を立てた だけで、目隠しにしかなっていないところもありますが。  入り口の、木の戸は、まだ枠組ができたところです。

 スペースの半分は、いろいろな資材や耕作道具で占められてしま いましたが、これからおいおい、棚や引っ掛けフックなどを製作し て、床面積を広げていきたいと思います。

 13日、14日は、東京は4月上旬の暖かさで、汗をかいてのこ ぎり引きをしました。細かい枝や残りの木は焚き火をして、焼き芋 を作りました。紅コガネで、焚き火の焼き芋は初めてでした。黄色 い色が鮮やかな、うまい焼き芋ができ、その場でほおばりました。
 一部は持ち帰って、焼き芋の実にクリームチーズと砂糖をたし て、パルメジャーノ(?)チーズを振って、チーズ入りのスィー ト・ポテトに焼き上げました。実際に焼き芋をして、その材料で作 るお菓子は、風味が格別です。

 東京は、冬らしい寒さもあと1ヶ月弱ぐらいでしょうか。作業が 忙しくない今のうちに、ぼちぼち小屋の追加補修をしながら、今春 の作付けの計画を考えようと思っています。




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    山の便り、大地の恵み (野原森夫)  
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